1.一般的な副作用

臨床試験によりフィンペシアの副作用主な症状はリビドー(性欲)減退3例(1.1%)、勃起機能不全2例(0.7%)等。患者様も勃起不全の副作用を気にされる人が多数いらっしゃいますが、確率は0.7%程度です。気にし過ぎると「勃起不全になったらどうしよう」という強い不安から心因性のED(勃起不全)にもなりかねません。気にし過ぎは禁物です。

2.重大な副作用

個人によっては肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなどの処置が必要になりますので医療機関に必ず相談することを推奨しています。

3.その他の副作用

非常にまれなケースですが次のような症状又は異常があらわれた場合には、投与を中止するなどの処置が必要な可能性があるので医療機関に相談すること。

種類

過敏症:痒痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)

生殖器:睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常、リビドー減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少

肝臓: AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇

その他:乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい

身体への負担は少ない

男性型脱毛症になると少しずつ進行し、自然治癒は難しいとされています。
かつてはこれといった対応策がありませんでしたが、今はAGA治療も進化しており、様々な方法で改善できる時代となりました。
そして、数ある治療の中でも特に取り入れやすい治療としては、薬を利用した治療があげられ、体への負担も少ないですし、薬を飲んだりつけたりするだけですので、誰もが簡単に取り入れることができますし、医療機関に通う頻度も少なくて済みます。
AGA治療に使われている薬として特によく利用されているのがフィンペシアです。
フィンペシアは飲むタイプの育毛剤となっており、一日一回飲むことで抜け毛を抑えて、進行を防いでいくことができます。
フィンペシアの主成分はフィナステリドとなっており、もともとは前立腺肥大などの治療に使われていましたが、薬を使用している人に毛が増えるという副作用が認められたため、育毛剤として利用するようになりました。
そして、薬は飲んだからといってすぐに効いてくるわけではありませんので、数ヶ月は続けていく必要がある薬です。